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野良猫のミミ男と壮絶なバトルを繰り広げた結果「ポケモンゲットだぜ!」の心境に陥った件(中編)

2022.04.10

投稿者 : あこ

こんにちは、あこです!

今回は前回の続きのブログを書こうと思いますが、前回の内容を要約すると…家にご飯を食べに来る野良猫を保護するため、まずは捕獲しようと、捕獲器を組み立てた、というものでした。

そして、今回は、いよいよ捕獲に踏み切った日のことを書いていきたいと思います。

ミミ男捕獲計画

まず時系列でお話しすると、捕獲器を組み立てたのが、2月19日(土)で、捕獲に踏み切ったのがその翌日の2月20日(日)ということで、色々悩んでいた割に、行動はスムーズだったのではないかと思います。

ただ、日曜日は動物病院は午前中のみの営業であるため、チャレンジするにも午前中病院に連れて行ける時間まで、と考えていました。それでダメだったら、また次の休日にチャレンジしよう、とリミットを設けて挑戦しました。

4匹ほどの野良猫の姿を確認していましたが、その中でまず一番に捕まえたかったターゲットが…ミミ男!

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ミミ男

正直、捕獲器を設置する以上、ミミ男が上手く入ってくれるかは賭けでした。しかし、今までの行動パターンなどを考えてもやはりミミ男が一番狙いやすかったのも事実。朝ご飯のタイミングはもう彼は覚えていましたからね。

それに最初に発見した野良猫がミミ男であり、思い入れもありました。また、出現率も一番高く、徐々に距離も縮められていると感じられたのが彼だったので、捕獲後のことを考えたときにも人慣れできる可能性が高いのでは、という推測が立てやすかったのです。

というわけで、彼をゲットすべく、いつもの朝ご飯の時間から仕掛けることにしました。

捕獲器設置1回目のチャレンジ

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仕掛けた捕獲器

組み立てた捕獲器はご覧のようにペットシーツで周囲を覆って設置。猫は狭い場所が好きなので(よく段ボールに入りますよね)、このようにした方が警戒心が薄れるかなと思い、全体がしっかり隠れるように覆っています。後ろにある段ボールにはいつもご飯を入れた器を置いており、そこと連結させるような形で捕獲器は配置しました。捕獲器の先にご飯があるけど、取れないという状態を作ります。

さらに、捕獲器の奥の方にちゅーるクリスピーキッスといった猫にとっての嗜好品ともいえるおやつを設置。

余談にはなりますが、この2つの製品は大体の猫(今まで多分ざっと考えて300匹ほどとは少なくとも関わってきたと思いますが)が好きです。あとはいなばの焼きかつお焼きささみを加えれば、もう無敵です。どれか一個には絶対食いつくと思います。もうモテモテ間違いなしです。ヤバい猫(シャー! からのパンチ連打で手がつけられないような猫)とでもこれを貢げ続ければ大抵仲良くはなれます。最低でもおやつよこせと、催促のパンチをいただけるくらいまでには仲良くなれますのでおすすめです。

ただ、ごく稀に我が家の健ちゃんのようなおやつにあまり興味を示さない子もいますけどね…。でも彼は銀のスプーンが大好きで、こういった健ちゃんタイプの珍しい子でも何か一つは好きなものがあったりします。

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左が健ちゃん、右が彼女のミニチュアダックスのラブ美。犬の彼女がいるだけあって、健ちゃんは一筋縄ではない。

さて、少し話がそれましたが、こういった猫の大好物を餌に仕掛け、一旦人間は立ち去ります。気配を悟られるわけにはいかないので、家の中に入り、家事などをしておりました。

そうしますと、ちょうどベランダに洗濯物を干しに行ったタイミングでミミ男が捕獲器に顔を突っ込んでいた!

ということで、急いで動画に収めましたが…結局警戒してか、入らずに去ってしまいました。

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警戒するミミ男

しかし、狙い通りに来たのはミミ男。しかも捕獲器を確認しに行くと、2、3歩入った形跡もありました。ただそこで餌までの距離も遠いし、怪しいと諦めて立ち去ったものと思われました。

2回目のチャレンジ

1回目の教訓を踏まえ、今度は捕獲器の入り口部分から点々とちゅーるを配置し、奥まで誘導する作戦に出ました。

たまたま紙皿が家にあったので、それを4つに切ってチュールを少しずつ載せていきます。そして、一歩ごとにちゅーるをありつけるような間隔で、紙皿を捕獲器内部に貼り付けていきました。

さて、これで入るか?

今日は一度失敗しているので、警戒して戻ってこない可能性も考えられましたが、ミミ男はほぼ毎日我が家でご飯を食べる習慣が身に付いていたので、きっとお腹をすかせているだろうとも思いました。ですから、もしその推測が間違っていなければきっと来るはず! ということで、またしばらく待ちます。

1時間後くらいでしょうか? 一度様子を見に行くことに。さあ、今度はどうだ?

祈るような気持ちで向かいましたが、捕獲器の扉は上がったまま。まだ食べに来ていないだけ? そう思って中を覗くとなんと…見事にちゅーるだけが全部食べられていました( ;  ; )。

しかも一番奥のちゅーるも食べられています。

この捕獲器は踏み台式なので、奥まで入って、仕掛けを踏むと扉が閉まる仕組みです。健ちゃんで実験したときにはあっさり作動したので、奥まで誘い込めればこちらの勝ちだと思ったのですが、ダメだったようです。

軽すぎたのか、それともうまく仕掛けを避けたのか…これはよくわかりませんでしたが、奥に入れた餌をもっと奥にしっかり固定して再チャレンジする、それくらいしかあとは思い浮かばず、最後にもう一度だけ試してみることに。

これが本日ラスト! 3回目のチャレンジ

もう時間も時間でしたので、この日はこれがラストチャレンジと決めました。

捕まるかどうかはわからないですし、この段階になると、そう簡単にはいかないか、という諦めのような気持ちもあったのですが、1回ミミ男は捕獲器の中まで入ってちゅーるにありついた、という成功体験があるはず。つまり、今度は警戒がだいぶ薄れた状態で奥まで入ってくれるのでは? とも思い、念入りにちゅーるの位置を決め配置して犬の散歩へと行きました。

帰ってくるとちょうど11時半くらいなので、動物病院にギリギリ間に合うだろうという時間。

期待して捕まってなかったらショックだしな、とも思ったので、意識して期待せず、どうせダメだろうという気持ちで帰りました。実際に2回目のチャレンジでの失敗が自分の中では想定外だったので、期待しないようにしようなどと自己暗示をかけなくてもまあ、気長に頑張ればいいか、くらいの気持ちになっていたのも事実です。

家に近づくにつれ、足を早める犬とともに駆け足になりながら自宅に到着。

あれ?

遠目で見ると何か様子が違う。

近づいていきます。

犬がやかましくなっていきます。

そして…捕獲器の扉が閉まっている!

中を覗き込むと当然ですが、そこには何かがいました。

そう、そこにいたのは…大本命であったミミ男でした!

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捕獲されたミミ男とモリー(犬)

まじかー! 捕まっている!

というのが私の正直な心の叫びでした(笑)。そして、ここからが本当の意味の戦いだということを、このときの私はまだ知る由もないのでした…。

ということで、今回も想定以上に長くなってしまったので、今回のブログを中編として、次回、後編で終わらせたいと思います!

それでは、あこでした!

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このブログを書いたスタッフ

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あこ

雑誌やWebメディアの編集、Webマーケティング事業など経験後、縁あって2021年9月トリニティに入社。元バンドマンで5弦ベース弾き。音楽ジャンルは問わず聴く。今は10匹以上の保護犬猫と一緒にもふもふライフを過ごしている(預かりボランティア含む)。お肉は食べない人。好奇心旺盛で、とりあえずいろいろやってみる派。

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